老いることができる素晴らしさ
人を知る上で年齢ってまず気になるポイントかもしれないんだけど年齢ではなく人間として人をみたときに見える感動や衝撃を、あえて年齢を通して伝えたい。子供年齢にも着目したいけど、今回は逆の人たちの話をする。
そもそもわたしは友人の年齢をほとんど把握していない。もちろん、同級生の友達は知るまでもないんだからそれ以外の友達についてだ。
そういえば、これは個人的なイメージだけど、日本は同世代以外の友達が少ない気がする。
同級生、先輩後輩、学校の中で収まってしまう年齢の世界。
まぁ、それも本当に一緒にいて楽しいんだから全く問題はない。
言いたいのはそういうことではなくて。日本は年齢で人をみる癖がある人多いなーと思ったの。
定番だけど、"若けりゃいい" みたいな風潮ってある。
特に "若い女であればあるほど最高だぜぇ!"みたいなの。時代物の海外ドラマとか見ていてもそうだから、これはどこの国でも多少なりと当てはまることなのかもしれないけど。
こういうの見るたびにフッwって思う。
例えばわたしの自慢をすると、あたしには75歳の友達がいる。(いいだろ!)
話している内容や言葉の使い方、見た目でしか判断できないけれど、まぁ50歳くらいだろうなと思っていた。どうでもよかったけど。
それで、出会ってから何年か経ったころにたまたま年齢を知る機会があって。結局彼女は75歳だった。驚かなかった。
50歳と言われればそうだろうなと思うけど、75歳と言われてもそうだろうなと思うから。
彼女の発する言葉や行動、身につけるものには品があるのにどこかユニークで、人を褒めることを常にしていて、自分の体力や可能性を決めつけず、あたしよりずっと上手にバレエで踊るの。あたしがバレエをやるモチベーションにすらなっているからね。
とにかく笑顔が可愛くて、とにかく心底尊敬してる。
老いることができる素晴らしさよ。
"若い頃はなんでもできたのに、今は何もできない。体も思うようにうごがないし、覚えようとしてもすぐに忘れちゃうポンコツ脳みそがいやだ。情熱を持っても、あとどれだけ生きれるかわからないのにそんな虚しいことできない。"
あたしは歳を重ねた人からパワーをもらうことがたくさんある。こういうことを言っている人からすら、大きなパワーをもらう。
だって、あたしにもそういった葛藤があるから。人生に悩む思春期学生の心は複雑なんだからね😂
小さな希望に導かれて進む人たちはそれが出来ていようがいまいが関係なく輝いて見える。
凄いのって結果じゃないから。1日でも頑張ってた姿だからね。
あたしのおじいちゃんやおばあちゃんは、何歳かはわからないんだけど多分50歳は過ぎているのに、今新しい言語を取得する目標を掲げて日々勉強しているんだ。
でもやっぱり思ったようにいかないみたい。
それでも毎日少しずつ少しずつ、進めている。
その姿を見て、私がどれだけパワーをもらったかはわからないわ。
正直、こんなことまだヤングな君だから言えることだと思われると思う。
老いは素晴らしいことなんだよと、少しでも思ってもらえたらそんな嬉しいことはないけど、そんな簡単に受け入れることは難しいことだってわかってる。
だけど言わないとわからないと思うから。
今、どれだけの人が歳を重ねて重ねて重ねた人生を生きているんだろう。
わたしは心から羨ましく思うし、尊敬している。
生きることから逃げずによくそこまでたどり着いたなって、すごいなって思う。
どんな時も自分の中にある幸せを見失わずに老いていけたら、その時は自分をうんと褒めてあげよう。
なんだか歳を召した方だけを褒めたみたいになっちゃったけど、人間は年齢じゃないってことを言いたかったんだよね!😂
だからやっぱり子供の可能性も触れとけばよかったかなー!ま、いいか!
老いは素晴らしいし、人は年齢じゃないし、幸せはいつも自分の中にあるものだよ!